“実際家”の読み方と例文
旧字:實際家
読み方割合
じっさいか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愚にもつかない実際家じっさいか出の探偵小説家を掴まえてきて、それにくだくだしい推理談的な感想を述べさせているところなどを見ると、降矢木一族の底知れない神秘と関聯させて
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
わたしたちはみんななにも知らない子どもであった。カトリーヌおばさんが来てくれるということ、かの女が実際家じっさいかであるということは、なにごとをもよくしてくれるであろうといふ希望きぼうを持たせた。