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宝蔵院
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ほうぞういん
ふりがな文庫
“
宝蔵院
(
ほうぞういん
)” の例文
柳生から近い月ヶ瀬に、ことしも
鶯
(
うぐいす
)
の声が
渓川
(
たにがわ
)
伝いに聞えてきた。——折から、奈良の
宝蔵院
(
ほうぞういん
)
の僧を案内として、柳生村へ入って来た一行九人づれの武士がある。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あいやお武家、袴氏とやら。ずいぶん立派な腕前だの。拙者
鉄扇
(
てっせん
)
にてお相手いたす。ただし後には槍がある、
宝蔵院
(
ほうぞういん
)
流の
鎌槍
(
かまやり
)
がな。まずこれだけは
逃
(
の
)
がれられまい」
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「奈良の
宝蔵院
(
ほうぞういん
)
」の住職で、
胤栄
(
いんえい
)
という変った法師がある。宝蔵院流と称する槍をよくつかう。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宝蔵院
(
ほうぞういん
)
の
胤栄
(
いんえい
)
が、よく尺八を吹くので、その胤栄がある折、尺八のはなしにことよせて
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“宝蔵院”の解説
宝蔵院(ほうぞういん)とは、寺社にある宝物、仏典、仏像や事務処理上の文書、及び保存性のある食料等を保管する倉庫を指す。転じて寺院の院号として用いられる場合がある。
(出典:Wikipedia)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
“宝蔵院”で始まる語句
宝蔵院流
宝蔵院胤栄