“宝寺城”の読み方と例文
読み方割合
たからでらじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事実はまったくさかさ事じゃ。——と申すは、三介信雄卿が、去年十一月、山崎の宝寺城たからでらじょうへ、筑前様をお訪ねなされた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大津から先、一行は騎馬だったが、病人は肩輿かたごしに助けられて、京都に入り、同夜は洛中に一泊し、翌日、山崎天王山の宝寺城たからでらじょうへ向った。ここはこの夏、光秀のやぶれ去った旧戦場であった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)