“宗長流”の読み方と例文
読み方割合
そうちょうりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗長流そうちょうりゅうもたくさんある。ゆうべ夜半よなかに、宿の枕へほそぼそとかよってきたが、必ずしも、あの虚無僧とはかぎるまい、世間に虚無僧も大勢ある。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あなた様も、その頃の、宗長流そうちょうりゅう一節切ひとよぎりを吹く虚無僧とは、すっかりお姿がお違い遊ばして……」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あの歌口は宗長流そうちょうりゅう、京都寄竹派きちくは一節切ひとよぎりじゃ、吹き手はさだめし虚無僧こむそうであろう」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)