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宗彭沢庵
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しゅうほうたくあん
ふりがな文庫
“
宗彭沢庵
(
しゅうほうたくあん
)” の例文
こういう豪雨を見るたびに、風のすさぶ度に、武蔵は、もう十年近い昔になる——七宝寺の千年杉を思い出す、
宗彭沢庵
(
しゅうほうたくあん
)
の声を思い出す。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
但馬
(
たじま
)
の国生れの
宗彭沢庵
(
しゅうほうたくあん
)
と名のるこの若い禅坊主には、ふさぎ性のお通も、この青年僧の泊っているあいだは、毎日笑わずにいられないことが多かった。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わしは、泉州の南宗寺の者だが、このお
館
(
やかた
)
へ来ている
宗彭沢庵
(
しゅうほうたくあん
)
どのへ、急な御書面をお届けするために出て来たのだ。おまえは、お台所へ出入りの小僧か」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
樹蔭
(
こかげ
)
の石に腰をおろしていた人影が起って来ていった。
宗彭沢庵
(
しゅうほうたくあん
)
なのである。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どう巡りあわせて、こんな所へ、
宗彭沢庵
(
しゅうほうたくあん
)
が今頃やって来たわけか。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「わかりました。
宗彭沢庵
(
しゅうほうたくあん
)
どのではございませぬか」
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
彭
漢検1級
部首:⼺
12画
沢
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
“宗彭”で始まる語句
宗彭