“宗家（さうけ）” の例文

少數な宗家（さうけ）的な存在であつて、一般の武者修業といへば、型の如く、一劍一笠で樹下石上を行とし、克己を主旨として、諸國を踏破するのが、本來であつたにちがひない。

折々の記 (旧字旧仮名) ／ 吉川英治(著)

“宗家”の意味

《名詞》

本家。流派の家元。
(出典:Wiktionary)

“宗家”の解説

宗家（そうけ）は、ある一族、一門において正嫡（嫡流）の家系。またその家系の当主。本家。
日本ではこれから転じて、能楽などの伝統芸能や古武道などで家元の言いかえとして用いられる称号として用いられる。もとは能楽のシテ方観世流で観世銕之丞家に対して家元家を宗家と呼んだところからおこったものである。宗家位、宗家号とも。流派の経営、普及活動及び一門の統率、門下生の教育を旨とする。流派により宗家自ら師範となる場合、弟子に門下生の指導を委ねる場合がある。
(出典:Wikipedia)

宗	常用漢字 小６ 部首:⼧ 8画
家	常用漢字 小２ 部首:⼧ 10画