“安那郡”の読み方と例文
読み方割合
やすなごほり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十九日に備後国安那郡やすなごほり神辺かんなべ廉塾れんじゆくに著き、八年うるふ二月八日に神辺を去つて、十五日に大坂西区両国町の篠崎小竹方に著き、数日の後小竹の紹介状を得て大坂を立ち
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
わたくしは門田もんでん氏の事をつまびらかにしない。浜野知三郎、福田禄太郎二家のことに拠るに、茶山の継室門田伝内政峰でんないせいほうの長女に妹があつて、備後国安那郡やすなごほり百谷ももたに村の山手やまて八右衛門重武に嫁した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)