守護職しゅごしょく)” の例文
守護職しゅごしょく斯波家しばけが住んでいた時以来——何十年という間、昼間も燈明で煮物するほど暗かった清洲きよす城の大台所に、朝も夕方も、かんかんと太陽がしこんだ。爽やかな風がふき通した。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)