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孜々
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せつせ
ふりがな文庫
“
孜々
(
せつせ
)” の例文
学年の初めは諸帳簿の
綴変
(
とぢか
)
へやら、前年度の調物の残りやらで、雑務が仲々多い。四人はこれといふ話もなく、十二時が打つまでも
孜々
(
せつせ
)
とそれを
行
(
や
)
つてゐた。
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
學年の初めは諸帳簿の
綴變
(
とぢか
)
へやら、前年度の調べ物の殘りやらで、雜務が仲々多い。四人はこれといふ話もなく、十二時が打つまでも
孜々
(
せつせ
)
とそれを行つてゐた。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
僕は自分でやりますと云つたんですけれど、「そんな事を云ふな、天野朱雲が最後の友情を享けて潔よく行つて呉れ。」と云ひ乍ら、涙を流して僕には背を向けて
孜々
(
せつせ
)
と握るんです。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
僕は自分でやりますと云つたんですけれど、「そんな事を云ふな、天野朱雲が最後の友情を享けて
潔
(
いさぎ
)
よく行つて呉れ。」と云ひ乍ら、涙を流して僕には背を向けて
孜々
(
せつせ
)
と握るんです。
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
孜
漢検準1級
部首:⼦
7画
々
3画
“孜々”で始まる語句
孜々営々
孜々汲々
孜々錬成