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嬶
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かみ
ふりがな文庫
“
嬶
(
かみ
)” の例文
充分休んでおらないが、ご奉公のためだと思って、天王寺公園に行ってみると、来るわ、来るわ、煙に困っているお
嬶
(
かみ
)
さん連中が幾千人ともなく集まってくる。
空中征服
(新字新仮名)
/
賀川豊彦
(著)
「おや
入
(
い
)
らッしゃいまし。どうも飛んだ事で御座いましたねえ」と
嬶
(
かみ
)
さん未だに以て、ガッカリしていた。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
子供を背負ったお
嬶
(
かみ
)
さんたちは、組分けになって、煤煙防止の設備のない工場に直接談判に出掛た。
空中征服
(新字新仮名)
/
賀川豊彦
(著)
デブデブ
肥満
(
ふと
)
った漁師の
嬶
(
かみ
)
さんが、袖無し
襦袢
(
じゅばん
)
に腰巻で、それに帯だけを締めていた。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
「お
嬶
(
かみ
)
さん、いつぞやは世話になった」と裾の塵を払いながら、
床几
(
しょうぎ
)
に腰を掛けた。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
嬶
漢検1級
部首:⼥
17画
“嬶”を含む語句
嬶天下
別嬶
嬶々
嬶共
嬶左衛門内
嬶様
嬶殿
嬶罰