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嫣笑
ふりがな文庫
“嫣笑”の読み方と例文
読み方
割合
えんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんしょう
(逆引き)
顔には汗ひとつ見えず、呼吸もおだやかに、例のボタンの
嫣笑
(
えんしょう
)
をつづけながら、ごうぜんとして、倒れたけだものを見おろしていた。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
生色もないまでに蒼白な顫えを帯びた顔にこの時、強い
拵
(
こしら
)
えたらしい硬張り切った
嫣笑
(
えんしょう
)
が
泛
(
うか
)
んだ。そして不思議な媚態が
艶
(
なまめ
)
かしくその裸身を彩ってきたのであった。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
嫣笑(えんしょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
嫣
漢検1級
部首:⼥
14画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“嫣”で始まる語句
嫣然
嫣乎
嫣然顔
“嫣笑”のふりがなが多い著者
橘外男
江戸川乱歩