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媒酌人
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ばいしゃくにん
ふりがな文庫
“
媒酌人
(
ばいしゃくにん
)” の例文
「どうでしょう。この吉日に、私は一組の新郎新婦を立てて、その
媒酌人
(
ばいしゃくにん
)
をつとめたいと思うのですが」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呉はその不思議を見きわめて、異状がなければ
媒酌人
(
ばいしゃくにん
)
になろうといって、西南の山の中の村へ尋ねていった。そこには家も庭もまったくなくて、ただ木の花が落ち散っているばかりであった。
嬰寧
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
出来るなら
媒酌人
(
ばいしゃくにん
)
たるの栄を得たいくらいのものだ。シャンパンの三々九度や春の宵。——なに
仲人
(
なこうど
)
は鈴木の
藤
(
とう
)
さんだって? なるほどそこいらだろうと思った。これは残念だが仕方がない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“媒酌人(
仲人
)”の解説
仲人(なこうど)は、日本において、人同士の間に入り、人間関係を仲立ちする役割の人。媒酌人、月下氷人とも。特に男女の間で結婚の仲立ちをする人を指すことが多い。江戸時代では、相手探し・見合いの段取り・結婚までを世話し、依頼した人の持参金の一割を礼金として受け取っていた。
(出典:Wikipedia)
媒
常用漢字
中学
部首:⼥
12画
酌
常用漢字
中学
部首:⾣
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“媒酌”で始まる語句
媒酌
媒酌者