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奴等
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うぬら
ふりがな文庫
“
奴等
(
うぬら
)” の例文
「体に毒だと……」首をぐたりとして、「体に毒だアでと、あんでも好いだ。帰るなら
奴等
(
うぬら
)
帰れ。この藤田重右衛門は、これから、根本三之助と」
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
「やり切れねえから眠る振りをしてやつてゐたんだぞ、
奴等
(
うぬら
)
の馬鹿酒を飲んでやる
手段
(
てだて
)
だつたつてえことが解らねえとは、さりとは、三国一の剣術使ひだよ。」
武者窓日記
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
「
撲
(
なぐ
)
るとは、
面白
(
おもしれ
)
いだ、この藤田重右衛門を撲れるなら、撲つて見ろ、
奴等
(
うぬら
)
のやうな青二才とは」
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
勝手に
爪弾
(
つまはじき
)
しやアがれ、この重右衛門様はナ、
奴等
(
うぬら
)
のやうなものに相手に
為
(
さ
)
れねえでも……ねつから困らねえだア……べら棒め、根本三之助などと威張りやアがつて元ア
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“奴等”で始まる語句
奴等奴
奴等計