“失気”の読み方と例文
読み方割合
しっき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かえりの駕籠の中で二度三度と失気しっきなされるので、やむなく途中の百姓家に駕籠をとめ、離れ家におともない申し、いろいろご介抱もうしあげましたところ、ようやくのことで御正気。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)