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夭札
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ようさつ
ふりがな文庫
“
夭札
(
ようさつ
)” の例文
抽斎の家の記録は先ず小さき、
徒
(
あだ
)
なる
喜
(
よろこび
)
を
誌
(
しる
)
さなくてはならなかった。それは三月十九日に、六男
翠暫
(
すいざん
)
が生れたことである。後十一歳にして
夭札
(
ようさつ
)
した子である。この年は人の皆知る地震の年である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
渋江氏では六月二十日に
翠暫
(
すいざん
)
が十一歳で
夭札
(
ようさつ
)
した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“夭札”の意味
《名詞》
夭札(ようさつ)
若くして世を去ること。「癘疾不降民不夭札」(春秋左氏伝、昭公)
(出典:Wiktionary)
夭
漢検1級
部首:⼤
4画
札
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“夭”で始まる語句
夭折
夭死
夭
夭々
夭逝
夭亡
夭壽
夭扎
夭邪
夭死者