大黒揚だいこくあ)” の例文
九州の北部に見らるる霜月うしの日の田の神迎え、または四国の一隅に今も残っている大黒揚だいこくあげの式などは、ちょうど八月の抜穂とは正反対に、わざと数株の稲を田の中に刈り残して置いて
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)