“大飛躍”の読み方と例文
読み方割合
だいひやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その刹那せつなに、今までじっとしていた蝗は急に威勢いせいよく、大飛躍だいひやくをした。古ぼけた麦稈帽子からひらりと身をかわすと、青天鵞絨あおビロオドの座席の上へ一気に飛び下りた。
蝗の大旅行 (新字新仮名) / 佐藤春夫(著)