大覚だいかく)” の例文
詩は、彼でなく、大覚だいかくみやが書いたものである。——やがて天皇が、隠岐から都へ還幸かんこうとなったれの日に——高徳もまた宮と共に、龍駕りゅうがにしたがって都へ入った。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「だいじょうぶ、察してはおりません。第一、いかに道誉が炯眼であろうと、大覚だいかくノ宮が、わが家へ御避難あって、松田一族の外護げごをうけているなどとは、ゆめにも思っておりますまい」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)