大湯坐おほゆゑ)” の例文
また命詔したまはく「いかにして日足ひたしまつらむ」とのりたまへば、答へて白さく、「御母みおもを取り、大湯坐おほゆゑ若湯坐わかゆゑを定めて、日足しまつるべし」
かれ天皇歡ばして、すなはち菟上うながみの王を返して、神宮を造らしめたまひき。ここに天皇、その御子に因りて鳥取部ととりべ鳥甘とりかひ品遲部ほむぢべ大湯坐おほゆゑ若湯坐わかゆゑを定めたまひき。