“大清”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいしん50.0%
たいしん25.0%
だいせい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羅氏俳号を蘇山人そさんじんと称す。大清だいしん公使館通訳官浙江せっこうの人羅庚齢らこうれいの長子なり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
蛮夷、だるは聖人の憂うるところなれども、その聖人国せいじんこくを蛮夷に奪われたるは今の大清たいしんなれども、大清の人民もまた聖人の書をもって教となすべし。
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
隣家は『大清だいせい』というこのごろ売りだしの大きな湯治場とうじば料理屋だが、この日はさいわいに風のない晩だったのと水の手が早かったのとで、塀を焼いただけで助かったが
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)