大清だいしん)” の例文
羅氏俳号を蘇山人そさんじんと称す。大清だいしん公使館通訳官浙江せっこうの人羅庚齢らこうれいの長子なり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
あいつの話では、この大清だいしんの天下はわれわれの物、すなわちみなの物だというのだ。ねえ君、これが人間の言葉と思えるかね。赤眼はあいつの家にたった一人のお袋がいることを前から承知している。
(新字新仮名) / 魯迅(著)