大日様だいにちさま)” の例文
また折折は近処の大日様だいにちさまへつれていつて遊ばせた。私がねぢねぢの太い綱をもつてこんこんと鰐口を鳴らすと伯母さんはお賽銭をなげておまゐりをする。
銀の匙 (新字旧仮名) / 中勘助(著)
「じゃあ、大日様だいにちさまのほうへお越し……」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)