大宮宿おおみやじゅく)” の例文
心当りを尋ねようと出立しましたは九月の三日、唯上州小川村と聞いた計りで、女の独旅ひとりたびでござりますから、馬士まごや雲助などの人の悪い奴にからかわれ、心細くも漸々よう/\のことで中仙道の大宮宿おおみやじゅく泊り
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)