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大外套
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おおがいとう
ふりがな文庫
“
大外套
(
おおがいとう
)” の例文
正
(
しょう
)
の肌身はそこで藻抜けて、ここに
空蝉
(
うつせみ
)
の立つようなお澄は、
呼吸
(
いき
)
も黒くなる、相撲取ほど肥った紳士の、
臘虎襟
(
らっこえり
)
の
大外套
(
おおがいとう
)
の厚い煙に包まれた。
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これだけの事を考えて、小川君はとうとう探検に出掛ける決心をしたそうだ。無論便所に行くにだって、毛皮の
大外套
(
おおがいとう
)
を着たままで行く。まくった尻を卸してしまえば、寒くはない。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
套
漢検準1級
部首:⼤
10画
“大外”で始まる語句
大外
大外記
大外刈
大外河