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大厄
ふりがな文庫
“大厄”の読み方と例文
読み方
割合
たいやく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいやく
(逆引き)
その手紙のつづきには、男の
大厄
(
たいやく
)
と言わるる前後の年ごろに達した時は、とりわけその勘弁がなくては
危
(
あぶ
)
ないとは、あの吉左衛門が生前の話にもよく出た。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
なかんずく、男は四十二歳、女は三十三歳をもって
大厄
(
たいやく
)
と申しておる。そのはじめはシナにて起こりたることなれども、なにによりてかく定めたりしか明らかならぬ。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
そして時々心細い愚痴っぽい事を言っては余と美代を困らせる。妻はそのころもう身重になっていたので、この五月には
初産
(
ういざん
)
という女の大難をひかえている。おまけに十九の
大厄
(
たいやく
)
だと言う。
どんぐり
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
大厄(たいやく)の例文をもっと
(6作品)
見る
“大厄”の意味
《名詞》
おおきな厄難。
厄年で最も厄難があるとされる年齢。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
厄
常用漢字
中学
部首:⼚
4画
“大厄”で始まる語句
大厄日
大厄難
検索の候補
一大厄
大厄日
大厄難
大災厄
厄除大師
“大厄”のふりがなが多い著者
井上円了
島崎藤村
紫式部
吉川英治
寺田寅彦