まつわ)” の例文
また女子の側に於てもそうであって、木にまつわ蔦葛つたかずらで、女子は決して独立することの出来ぬものとの思想から、嫁して夫に養うてもらうのが当然である如くに考えている。
夫婦共稼ぎと女子の学問 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
おもしろ半分にまつわるを、白糸は鼻のさきあしらいて
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)