“多肉”の読み方と例文
読み方割合
たにく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして地中で養分をたくわえている役目をしているから、それで多肉たにくとなり、多量の澱粉でんぷんを含んでいる御蔵おくらをなしているが、それを人が食用とするのである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
地中に直下する根は多肉たにくで、桔梗根ききょうこんと称し袪痰剤きょたんざいとなるので、したがってこの桔梗ききょうがたいせつな薬用植物の一つとなっている。春に芽出めだ新葉しんようなえは、食用として美味びみである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)