夕餐ゆうめし)” の例文
夕餐ゆうめしには昨夜猫に取られた泥鰌どじょうの残りを清三が自分でさいてご馳走した。母親が寝ているので、父親が水を汲んだり米をたいたりけ物を出したりした。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
夕餐ゆうめしぜんが片づいて、皆ながあちこちへ別れているところへ、俥夫の提灯ちょうちんを先に、突如だしぬけに暗い土間へ入ってきた。散らばっていた家の者はまたぞろぞろ出てきて一ところに集まった。
入江のほとり (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)