夕顔棚ゆうがおだな)” の例文
日本の演劇しばいで蛙の声を聞かせる場合には、赤貝をり合せるのが昔からのならいであるが、『太功記たいこうき』十段目の光秀が夕顔棚ゆうがおだなのこなたよりあらわでた時に
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
涼しさを知らない大陸のいろいろな思想が、一時ははやっても、一世紀たたないうちに同化されて同じ夕顔棚ゆうがおだなの下涼みをするようになりはしないかという気がする。
涼味数題 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)