夏帽子なつぼうし)” の例文
「樺の木さん、お早う、そちらに居られるのは土神ですね。」狐は赤革あかがわくつをはき茶いろのレーンコートを着てまだ夏帽子なつぼうしをかぶりながらう云いました。
土神ときつね (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ちらほらと夏帽子なつぼうしにつく
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)