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売女
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おんな
ふりがな文庫
“
売女
(
おんな
)” の例文
旧字:
賣女
そう思うと、
売女
(
おんな
)
にたった十五円ばかりのコートの表を一反買ってやるにしても、お前に対して済まないことをするようで気が
咎
(
とが
)
めたけれど、また
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
背が高く、手脚が長くそして、痩せているので、岡場所などを通ると
売女
(
おんな
)
たちが
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「まさかねえ、蠣殻町の
売女
(
おんな
)
を女房にも出来ますまいが、
妾
(
めかけ
)
にする分にはかまわない。もっとも私は妾でも女房でも同じこったから……何か用があるんだなあ」
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
早くに
化粧
(
みじたく
)
をすました姿に明るい灯影を浴びながらお座敷のかかって来るのを待つ間の所在なさに火鉢の傍に寄りつどうていた
売女
(
おんな
)
の一人が
店頭
(
みせさき
)
に立ち表われた。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
“売女”の意味
《名詞》
(ばいじょ、ばいた)売春婦。遊女。
(ばいた)身持ちの悪い女性。
(出典:Wiktionary)
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“売女”で始まる語句
売女奴
売女風情