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塵埃
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ちりあくた
ふりがな文庫
“
塵埃
(
ちりあくた
)” の例文
その中の一ツは出入りの
安吉
(
やすきち
)
という植木屋が毎年々々
手入
(
ていれ
)
の松の
枯葉
(
かれは
)
、杉の
折枝
(
おれえだ
)
、桜の落葉、あらゆる庭の
塵埃
(
ちりあくた
)
を投げ込み、私が生れぬ前から五六年もかかって
漸
(
ようや
)
くに埋め得たと
云
(
い
)
う事で。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
大坊主頭の五十六、七、金を
塵埃
(
ちりあくた
)
のごとく見るように馴らされた男です。
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
大坊主頭の五十六、七、金を
塵埃
(
ちりあくた
)
の如く見るやうに馴らされた男です。
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“塵埃”の意味
《名詞》
ちりやほこり。ごみ。
よごれ、わずらわしいこと。俗世間。俗事。
(出典:Wiktionary)
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
埃
漢検1級
部首:⼟
10画
“塵埃”で始まる語句
塵埃箱
塵埃塗
塵埃塚
塵埃屋
塵埃屑
塵埃溜
塵埃除
塵埃棄場
塵埃溜場
塵埃焼却場