塚原卜伝つかはらぼくでん)” の例文
惣髪そうはつにして二つに撫でつけた塚原卜伝つかはらぼくでんの出来損ないのような親爺が、まさか長者町の道庵だとは思われませんから、やはり、変な親爺が、世話を焼いているなぐらいの程度で
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
おら、店のお客に聞いたんだけど、むかし塚原卜伝つかはらぼくでんなんかは、道中する時にはお供に乗換馬のりかえうまを曳かせ、近習きんじゅうには鷹をこぶしにすえさせて、七、八十人も家来をつれて歩いたんだってね
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)