“基祐”の読み方と例文
読み方割合
もとすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大沼竹渓の家はその実弟次郎右衛門基祐もとすけがこれを継いだ。基祐は鷲津幽林の末子でこの時四十四歳である。その墓誌を見るに基祐も兄竹渓と同じく幕府の小吏であった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)