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坂上
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サカノヘ
ふりがな文庫
“
坂上
(
サカノヘ
)” の例文
常夜往
(
トコヨユク
)
と言ふ古事記の用例は、まづ一番古い姿であらう。「とこよにも我が往かなくに」とある大伴
ノ
坂上
(
サカノヘ
)
ノ
郎女の用法は、本居宣長によれば、黄泉の意となる。此は少し確かさが足らない。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
而も
純
(
ウブ
)
な形は、年月を経ても残つてゐた。
大伴
(
オホトモ
)
ノ
坂上
(
サカノヘ
)
ノ
郎女
(
イラツメ
)
の別れを惜しむ娘を諭して「常夜にもわが行かなくに」と言うてゐるのは、後世の用語例をも持ちながら、原義を忘れて居ない様である。
「とこよ」と「まれびと」と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“坂上”で始まる語句
坂上田村麻呂
坂上田村麿
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