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土龍
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もぐらもち
ふりがな文庫
“
土龍
(
もぐらもち
)” の例文
新字:
土竜
「茂兵衞だつて、鳥や
土龍
(
もぐらもち
)
ぢやありませんよ。あの箱の中のやうな庭からどこをどう逃げ出したといふんで? え、親分」
銭形平次捕物控:128 月の隈
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「何、賊だ。」と、人々は眼を皿にして衾の
周囲
(
まわり
)
にどやどやと
集
(
あつま
)
った。重太郎は
土龍
(
もぐらもち
)
のように衾の下で
蠢
(
うごめ
)
くのであった。が、彼も
流石
(
さすが
)
に考えた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「よし、お前をからかつた詫に、福井町の加納屋へ、俺も行つて見るとしよう。その土臺下に掘つた穴が、
土龍
(
もぐらもち
)
の仕業か、人間の惡戯か、それを見極めりや宜いんだらう」
銭形平次捕物控:224 五つの壺
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
土龍
(
もぐらもち
)
の眞似をして、皆川樣御夫婦の忠義にお手傳ひしませう
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
龍
部首:⿓
16画
“土龍”で始まる語句
土龍式
土龍除
土龍隊