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土室
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つちむろ
ふりがな文庫
“
土室
(
つちむろ
)” の例文
芋の穴と云うのは芋を
囲
(
かこ
)
う一畳敷ばかりの
土室
(
つちむろ
)
である。伝吉はその穴の中に俵の
藁
(
わら
)
をかぶったまま、じっと息をひそめていた。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それだけ貯めるには、恐らく一年の間、あれやこれやと心配や苦労をして面倒を見たんでしょう——あちこち持ちまわったり、蜂を餓死させたり、長の冬じゅう
土室
(
つちむろ
)
へかこってやったりしてさ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
驚く夜もなき
土室
(
つちむろ
)
に
べつ甲蜂
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
忍坂
(
おさか
)
の大きな
土室
(
つちむろ
)
に
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“土室”で始まる語句
土室沢