四六しろく)” の例文
東京の雑誌でなければ見られない四六しろく二倍の大判の、しかもその中に自分の詩が出ているという事実は、まるで夢のように奇蹟的であった。
性に眼覚める頃 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
四六しろく借蚊帳かりかやを釣って寝て居るのである。
星あかり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
四六しろく借蚊帳かりかやつてるのである。
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)