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嘎々
ふりがな文庫
“嘎々”の読み方と例文
読み方
割合
かつかつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつかつ
(逆引き)
この大騒動の真っ最中、もう一つ騒動が降って湧いたというのはちょうどこの時、坂下から群衆を蹴散らしてあがってくる、
嘎々
(
かつかつ
)
たる騎馬の音……!
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
考えることの
嫌
(
きら
)
いな彼は、イライラしてくると、いつも独り
駿馬
(
しゅんめ
)
を駆って
曠野
(
こうや
)
に飛び出す。
秋天一碧
(
しゅうてんいっぺき
)
の下、
嘎々
(
かつかつ
)
と
蹄
(
ひづめ
)
の音を響かせて草原となく丘陵となく狂気のように馬を駆けさせる。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
嘎々(かつかつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
嘎
部首:⼝
14画
々
3画
“嘎々”のふりがなが多い著者
林不忘
中島敦