喘々ぜいぜい)” の例文
終ひには息を切らして喘々ぜいぜいするのであるが、私はわざと捉まつてやつて可いのであるけれど、其処は子供心で、飽迄も/\身を翻して意地悪く遁げ廻る。
二筋の血 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)