トップ
>
唐黍畑
>
とうきびばたけ
ふりがな文庫
“
唐黍畑
(
とうきびばたけ
)” の例文
そんな廃屋に近いものを取り囲みながら、ただ豆畑や
唐黍畑
(
とうきびばたけ
)
だけは猛烈に繁茂していた。それは私たちの気もちに妙にこたえて来るような眺めだった。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
自分
乍
(
なが
)
ら、こんなことは珍らしいと思い乍ら、
唐黍畑
(
とうきびばたけ
)
の傍を歩いて居ると停車場の方から、麻川氏がこっちへ歩いて来る。黒っぽい
絽
(
ろ
)
の羽織の着流し姿で小さいケースを携げて居る。
鶴は病みき
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
そんな廃屋に近いものを取り囲みながら、ただ豆畑や
唐黍畑
(
とうきびばたけ
)
だけは猛烈に繁茂していた。それは私たちの気もちに妙にこたえて来るような眺めだった。
楡の家
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
其処がすっかり
唐黍畑
(
とうきびばたけ
)
になっているのを認めたりしながら、何ということもなしに目を見合わせたりした。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
其処
(
そこ
)
がすっかり
唐黍畑
(
とうきびばたけ
)
になっているのを認めたりしながら、何ということもなしに目を見合せたりした。
楡の家
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
黍
漢検準1級
部首:⿉
12画
畑
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“唐黍”で始まる語句
唐黍