“唐傘張”の読み方と例文
読み方割合
からかさは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの軽禄けいろくのご家人などが、楊子削ようじけずりや唐傘張からかさはりや、門に立ってうたいをうたうことによって、生活を立てて行くように、私も楊子を削りましょうし、唐傘張りもいたしましょうし
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
世の常の浪人のする唐傘張からかさはりや、竹刀しないけずりとはちがって、オランダの辞書と、イギリスの辞書とをてらしあわせて、しきりに筆写を試みているので、この内職には相当の学力と労力とを要するが
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)