咄堂とつどう)” の例文
ぼくはここ迄昨夜二時帰宅後、五時まで書きました。今、同じ部屋に居る会社の給仕君と床屋に行って来ました。加藤咄堂とつどう氏のラジオを聞いてきました。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
加藤咄堂とつどう君の『日本風俗志』中巻に、『伊豆日記』を引いていわく、八丈の島人女を恋うても物書かねば文贈らず、小さく作った草履を色々の染糸を添えたる紙にて包み贈る。