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吾嬬
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あずま
ふりがな文庫
“
吾嬬
(
あずま
)” の例文
『日本紀』に日本武尊東夷を平らげて
碓日坂
(
うすひさか
)
に到り、前日自身に代って水死した
弟橘媛
(
おとたちばなひめ
)
を追懐して東南を望み、
吾嬬
(
あずま
)
はや、と三たび嘆じた。それから東国をアズマと呼ぶとある。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
また
六樹園
(
ろくじゅえん
)
が狂文『
吾嬬
(
あずま
)
なまり』に鶯谷のさくら会と題する一文ありて、
勾欄
(
こうらん
)
の前なる桜の咲きみだれたるが今日の風にやや散りそむといへど、今はそれかとおぼしき桜の古木もさぐるによしなし。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
墨田区
(
すみだく
)
吾嬬
(
あずま
)
町の小さなアパートにひと間を借りた。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
嬬
漢検準1級
部首:⼥
17画
“吾嬬”で始まる語句
吾嬬下
吾嬬川
吾嬬男子