吹上御苑ふきあげぎょえん)” の例文
四月二十八日 吹上御苑ふきあげぎょえん拝観。三笠宮様御催し。御苑内、霜錦亭にて俳句会。両殿下、侍従三人、立子、虚子。皇后陛下もお出ましになり、選句台覧たいらん
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
半蔵御門はんぞうごもん這入はいって吹上御苑ふきあげぎょえんの裏手なる老松ろうしょう鬱々たる代官町だいかんちょうとおりをばやがて片側に二の丸三の丸の高い石垣と深い堀とを望みながら竹橋たけばしを渡って平川口ひらかわぐち御城門ごじょうもん