“君女”の読み方と例文
読み方割合
きみじょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君女きみじょのことも、どうしてやってよいか自分にはわからぬ、そなたの思うように保護してくれいとのお言葉。帰りは長くて一年、或いはまた……
あの君女きみじょを愛したということが……駒井の愛情が、人交わりもできない身分の者に奪われたと知った時に、あれの気位が根柢から動揺するのはぜひもないことだ。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)