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吃驚
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びつく
ふりがな文庫
“
吃驚
(
びつく
)” の例文
彼は
吃驚
(
びつく
)
りしたやうに見えた——今、私にお歸りと云つたのに、吃驚りするなんて、ひどく矛盾してゐるわけだが。彼は叫んだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
はたし合ひの場合に於ける騎士の声が臆病者の悲鳴のやうにうわずつた震へ声が出て、思はず自分で
吃驚
(
びつく
)
りして、改めて重々しく唸り直したりする程のしどろもどろの態たらくに接して、見物人は
歌へる日まで
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
美代 あら、そんなに
吃驚
(
びつく
)
りしないだつていゝわ。
空の悪魔(ラヂオ・ドラマ)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
一度だつて彼の口から出るよくない
隱喩
(
いんゆ
)
や
諷刺
(
ふうし
)
に
吃驚
(
びつく
)
りしたりまごついたりしたことはなかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
“吃驚”の意味
《名詞》
吃 驚(きっきょう、きっけい, 当て字:びっくり)
驚くこと。
(出典:Wiktionary)
吃
漢検準1級
部首:⼝
6画
驚
常用漢字
中学
部首:⾺
22画
“吃驚”で始まる語句
吃驚仰天
吃驚敗亡