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口分田
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くぶんでん
ふりがな文庫
“
口分田
(
くぶんでん
)” の例文
法令によれば民衆は戸籍についたものである限り、五歳以下のものを除いて男子に一人あて二段、女子にその三分の二の「
口分田
(
くぶんでん
)
」を給せられる。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
口分田
(
くぶんでん
)
とか
租庸調
(
そようちょう
)
の制度は、土地私有の厳禁、つまり天皇家の日本支配の結果であって、目的ではない。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
彼らは自分持ちの宅地や
口分田
(
くぶんでん
)
まで質入れして辛くもそんなときを凌いだ。その
遣
(
や
)
り
繰
(
く
)
りのためにある“月借銭”の官金の利息なるものがまたじつに無茶である。
美しい日本の歴史
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大化改新のとき農民全部に
口分田
(
くぶんでん
)
といふものを与へた。
土の中からの話
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
“口分田”の解説
口分田(くぶんでん)とは、日本の律令制において、民衆へ一律に支給された農地である(班田)。
飛鳥時代に令(または律令)を制定する際、唐の制度を参考としたため、唐と同様に口分田が導入されたと考えられる。
(出典:Wikipedia)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“口分”で始まる語句
口分