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叔母婿
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をばむこ
ふりがな文庫
“
叔母婿
(
をばむこ
)” の例文
貞盛は良兼には死なれ、
孤影蕭然
(
こえいせうぜん
)
、たゞ
叔母婿
(
をばむこ
)
の維幾を頼みにして、将門の眼を忍び、常陸の
彼方此方
(
かなたこなた
)
に
憂
(
う
)
き月日を送つて居た。良兼が死んでは、下総一国は全く将門の
旗下
(
はたした
)
になつた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
此歳五月改元、天慶元年となつて、其の六月、朝廷より将門を召すの符を得て常陸に帰り、常陸介藤原
維幾
(
これちか
)
の手から将門に渡した。将門は符を得ても命を奉じ無かつた。維幾は貞盛の
叔母婿
(
をばむこ
)
であつた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
叔
常用漢字
中学
部首:⼜
8画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
婿
常用漢字
中学
部首:⼥
12画
“叔母”で始まる語句
叔母
叔母様
叔母御
叔母達
叔母上
叔母聟
叔母貴
叔母者人