印判屋はんこや)” の例文
それも日の暮れる頃には次第に数が減って、印判屋はんこやの物干にかかっている小児こどものあかい着物二枚だけが、正月のゆうぐれに落ち残った凧のように両袖を寒そうに拡げていた。
半七捕物帳:06 半鐘の怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
印判屋はんこやの干物に悪戯をした覚えもねえか」
半七捕物帳:06 半鐘の怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)